市街地に「空港型免税店」出店へ 大阪大丸.三越銀座店

市街地に「空港型免税店」出店へ 大阪大丸,三越銀座店

大阪、東京で国際空港ターミナルではなく、市街地で「空港型免税店」を出店する動きが相次いでいる。新関西国際空港会社は大丸松坂屋百貨店と共同で、消費税だけでなく、酒税やたばこ税なども免除する「空港型免税店」を大阪市内に出店する方向で検討している。大丸の心斎橋店(大阪市中央区)か梅田店(同市北区)に出店する案が有力だ。市街地の空港型免税店は国内では沖縄県にしかなく、実現すれば関西で初めてのケースとなる。

近鉄百貨店も日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(同市阿倍野区)に入る本店への出店を検討している。また、成田国際空港会社は三越伊勢丹ホールディングスなどと共同で、今秋、三越銀座店(東京都中央区)に出店する予定だ。

新関空会社は、入国と出国の空港が違う利用者のために、商品を羽田空港や成田空港で受け取ったり、東京の免税店で購入した商品を関空で受け取れるよう、両空港の運営会社と協議している。

 

関空~アモイ線6年ぶり復活 3/29から週3便運航

関空~アモイ線 6年ぶり復活 3/29から週3便運航

新関西国際航空会社は3月6日、中国の航空会社、厦門航空が福建省アモイと関西国際空港を結ぶ路線を約6年ぶりに復活させると発表した。3月29日から週3便運航し、日本を訪れる中国の観光客需要を見込む。機材はボーイング737-800型を使用。座席数はビジネスクラス8席、エコノミークラス161席の計169席。厦門航空は2009年6月に関西~アモイ線を撤退していた。

インドネシア1月の外国人旅客数 各地で減少傾向

インドネシア1月の外国人旅客数 各地で減少傾向

インドネシアの2015年1月旅行者数は多くの地域で減少した。インドネシア統計局のサイリ・ヒスブッラ・東ジャワ州支局長は「2月に春節を控えていたことで、中国、マレーシア、シンガポール、台湾などからの旅行者が減少した。また、政府が公務員のホテルでの会議や、それに準じた活動を禁止したことも影響した。ジュアンダ国際空港経由でインドネシアに来た外国人旅行者数は1万5366人で、14年12月に比べ19.4%減少した」としている。ビスニス・インドネシアが報じた。

カレーの「CoCo壱番屋」マレーシア、フィリピン出店

カレーの「CoCo壱番屋」マレーシア、フィリピンに出店

壱番屋(愛知県一宮市)は、「カレーハウスCoCo壱番屋」のマレーシア1号店(64席)を2月26日、クアラルンプール市郊外に、フィリピン1号店(54席)を3月1日、マニラにそれぞれ出店した。いずれもフランチャイズ店。この結果、「CoCo壱番屋」の海外店舗は米国、中国、台湾、韓国、香港など9カ国・地域で142店舗となった。

山崎製パン 年内にインドネシアの扱い4000店舗へ倍増

山崎製パン 年内にインドネシアの扱い4000店舗へ倍増

山崎製パンは3月4日、インドネシアで年内に自社ブランド「マイ・ロティ」の取扱店舗数を現在の2000から倍増の4000店舗に拡大する計画を明らかにした。将来的に同国の市場でシェア1位を獲得する目標も示した。同社は現在、現地の小売大手アルファグループが展開するコンビニエンスストア「ローソン」「アルファマート「アルファミディ」「アルファエクスプレス」の、ジャカルタ西部とブカシ周辺の店舗に商品供給している。2015年は販路を、首都全域とバンテン州タンゲランの一部に広げていく考えだ。ただ、将来的にタンゲランや西ジャワ州ボゴールを含む首都圏全域での取り扱いを開始するためには工場の増設が必要とみている。NNAが報じた。

 

ピーチ・アビエーション 那覇~ソウル線開設へ

ピーチ・アビエーション 那覇~ソウル線開設へ

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは3月5日、那覇~ソウル線を開設すると発表した。9月4日から週7便運航し、韓国からの観光客の需要を取り込む。片道の運賃は5980~2万6880円。那覇発着の国際線は2月に就航した香港線に次いで3路線目。

ガルーダ航空 航空券購入時に空港使用料徴収へ変更

ガルーダ航空 航空券購入時に空港使用料徴収へ変更

ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシア国内の空港使用料の支払い方法を変更した。これまで出発時に徴収していたものを航空券購入時の支払いとする。2月9日以降に発券し、3月1日以降利用時に適用。例えば、スカルノハッタ国際空港利用時は国際線で15万ルピア、国内線で4万ルピアを航空券購入時に支払う。日本で購入した場合は相当額を日本円で支払う。1000ルピアは約9.2円。Aviation Wireが報じた。

タイ・ドンムアン空港の旅客伸び率 14年はアジア最高

タイ・ドンムアン空港の旅客伸び率 14年はアジア最高

国際空港評議会(ACI)がこのほど発表した2014年の統計によると、タイ・バンコクのドンムアン空港の旅客数は前年比30.8%増となり、アジア太平洋地域の空港で最も高い伸び率を示した。バンコクポストが報じた。格安航空会社(LCC)の乗り入れが拡大していることがその要因とみられる。2位はチェンマイ空港(21.4%)、3位はアブダビ国際空港(20.2%)だった。アジアでは北京国際空港が8610万人で、5年連続で2位となったが、増加率は2.9%と小幅の伸びにとどまっている。

中国LCC・春秋航空 関空拠点に 春から4路線新設

中国LCC・春秋航空 関空拠点に 春から4路線新設

中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空は3月3日、関西国際空港を拠点空港とすると発表した。訪日中国人観光客の急増を背景に、今春から新たに4路線を開設するほか、2020年までに中国の50都市以上に週100便超の運航を目指す。海外LCCによる関空の拠点化は初めて。

春秋航空は現在、関空と上海など6都市との間で週28便を運航しており、3月末から西安、成都、泉州、鄭州の4路線(週3~4便)を新設する。成田空港に拠点を置くグループLCC、春秋航空日本と連携し、関空~成田便の開設も目指す。

日本人へのビザ免除 5空港からの入国で15日まで

日本人へのビザ免除 5空港からの入国で15日まで

インドネシア政府は日本人への観光ビザ免除について、主要5空港から入国する場合のみ、15日以内の滞在まで認める方針で準備を進めている。法務人権省出入国管理総局旅券・査証部長が3月2日、明らかにした。ビザが免除となるのは、バンテン州タンゲランのスカルノハッタ国際空港、バリ州のングラライ国際空港、北スマトラ州メダンのクアラナム空港、リアウ諸島州バタム島のハンナディム空港、東ジャワ州スラバヤのジュアンダ空港の5空港。地元メディアが報じた。