ベーカリー・神戸ドンク アジアへの出店拡大

ベーカリー・神戸ドンク アジアへの出店拡大

ベーカリー大手のドンク(神戸市)は、アジア各国への出店を強化する。2015年2月期は中国や台湾などに3店を開き、来期をメドにベトナムやマレーシアなど未進出国に出店する。富裕層や中間層が増え、パン食も根付きつつあるアジアを軸に海外店を増やす。12月は上海の日系百貨店にミニクロワッサンの量り売り店「ミニワン」、タイ・バンコクの百貨店に主力のパン店「ドンク」とミニワンの併設店をそれぞれ出す。2015年1月に台湾の郊外にある大型モールに台湾初となるカフェ併設型パン店も開く。どの店も食パンやフランスパンなど日本と同様に100品目程度をそろえ、価格ではタイで平均80~90円前後と日本の半額程度に抑える。

マレーシアにGIZA SUSHIMASAオープン アミノ

マレーシアにGINZA SUSHIMASAオープン アミノ

日本で「うまい鮨勘」などのすしチェーンを展開するアミノ(宮城県仙台市)グループが11月29日、マレーシアに「銀座 鮨正 GINZA SUSHIMASA マレーシア」をオープンした。同社がすしの富裕層に切り込む海外初の高級店だ。

伸び率は牛丼・お好み焼き タイの日本食店18%増

伸び率は牛丼・お好み焼き タイの日本食店18%増

タイの日本食レストラン数は、今年6月時点で2126店となり、2013年4月時点の前回調査から17.7%増加した。内訳は首都バンコクが前回調査比14.0%増の1415店、地方が25.8%増の711店。増加率は前回調査の7.8%から拡大し、一段と積極的な出店が続いていることが明らかになった。

主な業種でみると、日本料理が3.1%増の603店、しゃぶしゃぶ・鍋が29.6%増の315店、ラーメンが14.1%増の307店と続いた。ただ、伸び率では牛丼・お好み焼きが87.5%、海鮮・すしが44.1%、そば・うどんが41.4%と高く、今後の増勢をうかがわせた。二ホンレストラン海外普及推進機構(JRO)タイ国支部と日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所が共同で実施。インターネット、情報誌、電話帳、訪問などで確認調査した。

中国人の海外旅行者1~11月で1億人突破 4年で倍増

中国人の海外旅行者1~11月で1億人突破  4年で倍増

中国本土から海外(香港、マカオ、台湾を含む)を訪れた中国人旅行者数が2014年に初めて延べ1億人を超えたことが分かった。中国国家観光局によると、11月末までに1億人を突破し、通年では13年(9819万人)比18%増の1億1600万人に達する見通し。11月末時点で香港、マカオ、台湾を除く国別旅行先で100万人を超えたのは6カ国。最多は韓国で、次いでタイ、日本、米穀、ベトナム、シンガポールの順。海外旅行者数が延べ843万人だった1998年と比べると10倍以上に膨らんだ。また、延べ5738万人だった10年と比べても約2倍に増えたことになる。

日本を訪れた中国人旅行者数は、アベノミクスによる円安効果もあり、13年1~11月比で4割増えたという。14年の日本への旅行者数は通年で250万人前後になるとみられる。

日航とKDDI系 訪日外国人向けに無料Wi-Fiサービス

日航とKDDI系   訪日外国人向けに無料Wi-Fiサービス

日本航空は12月2日、無線ブロードバンド事業を手掛けるKDDIのワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、東京都中央区)と組み、訪日外国人客向けの無料Wi-Fi(無線LAN)サービスを始めると発表した。日航の国際線を使って訪日する外国人客であれば、誰でも全国20万カ所以上のWi-Fiスポットを1週間無料で使えるようになる。この種のサービスは地域限定ではあるが、全国規模で国内の航空会社が実施するのは初めてという。

2015年3月チャーター便 シンガポール~福島空港

2015年3月チャーター便   シンガポール~福島空港

タイのアジアアトランティックエアラインズは2015年3月14日から18日にかけて、シンガポールと福島空港を結ぶチャーター便を1本(1往復)運航する。シンガポールへのチャーター便は1995年2月以来、19年ぶり。運航するのは250席の機材で、福島県からの搭乗客は4泊5日の日程でシンガポールの観光を楽しむ。チャーチャー便はタイ・バンコクを出発し、福島を経由してシンガポールまで運行する行程のため、タイからの観光客も福島県を訪れる。福島民報が報じた。

 

ベトナムで合弁で日本式パン製販 パン・アキモト

ベトナムで合弁で日本式パン製販  パン・アキモト

パン・アキモト(栃木県那須塩原市)は、パン製造・販売でベトナムに進出する。2015年1月にも現地企業などと合弁企業を立ち上げ、4月にはダナン市内に店舗兼工場を開設する。現地のベトナム人に日本式の焼き立てパンの技術を伝授しながら、「独立起業」を支援する。同社の海外進出は初めて。将来はベトナムを軸に、アジア域内でフランチャイズ展開も検討していく。新会社は「ブランジェリー・アキモト」とし、資本金は数百万円とする予定。ベトナム企業のニュー・コンストラクション・コンサルタンツ(NCC)、現地に進出しているアイ電子工業(栃木県大田原市)などの合弁。日刊工業新聞が報じた。

そば,和食の王滝 台湾に海外1号店 5年で100店目標

そば,和食の王滝 台湾に海外1号店 5年で100店目標

そばや和食チェーンを展開する王滝(長野県松本市)は、同グループの海外1号店となる「純そば処 信州大滝」を12月8日、台湾・台中市のデパート「柏地広場」内にオープンする。王滝では今後、同グループの「築地市場食堂」や「和食処 大滝」など他のブランドも台湾に投入し、5年間で100店を目標に店舗展開を進める。

1~10月訪イ外国人観光客は8.71%増の775万人

1~10月訪イ外国人観光客は8.71%増の775万人

インドネシア中央統計局がまとめた10月にインドネシアを訪れた外国人観光客は、前年同月比12.34%増の80万8767人だった。この結果、1~10月の総数では前年同期比8.71%増の775万人となった。入国地別にみると、最も利用されたのはバリ島のングラライ国際空港で、10月は過去最高となる前年同月比27.3%増の33万9200人を記録した。これに対し、首都圏のスカルノ・ハッタ国際空港は同7.41%減となった。インドネシア政府は2015年の外国人観光客数の目標を950万人に設定している。

自動車運転支援アプリを8言語配信 三井住友海上

自動車運転支援アプリを8言語配信 三井住友海上

三井住友海上火災保険は12月3日、スマートフォン(スマホ)を使って自動車の安全運転をサポートするアプリケーションを東南アジア諸国で配信したと発表した。スマホ上で前方走行車との車間距離を表示したり、車線の逸脱などを警告するなど6つの機能を利用できる。英語、日本語以外に中国語、タイ語、インドネシア語など8言語に対応する。