香港エクスプレス 日本への就航15年中に週60便に

香港エクスプレス  日本への就航15年中に週60便に

香港エクスプレス航空(格安航空会社)のアンドリュー・コーエン最高経営責任者代理は11月20日、日本への就航便数を2015年中に週60便程度にする方針を明らかにした。同航空は12月8日に香港~成田線を就航して7便増の49便となる。関西国際空港と香港を結ぶ路線は14便あるが、15年夏には2~3便増やしたいと語った。

ガルーダが17年ぶり福島空港~バリ島へチャーター便

ガルーダが17年ぶり福島空港~バリ島へチャーター便

国営ガルーダ・インドネシア航空が、17年ぶりに福島空港発着のチャーター便を運航する。11月20日夜、インドネシア観光客を乗せたチャーター機がジャカルタを出発し、福島空港に21日早朝到着する。チャーター機はそのまま、主に福島県からの観光客をバリ島のデンパサールに運ぶ。同社は今後も地方空港へのチャーター便運航に取り組む。ガルーダ航空はチャーター便にエアバス機(257系)を使用。同機はバリ島のデンパサールへ到着後、3泊4日の観光を終えた日本人ツアー客を乗せ、25日早朝に福島へ戻り、今度は4日前に運んだインドネシア人観光客を載せてジャカルタに帰着する。地元メディアが報じた。

訪日外国人客1100万人 10月までに年間最高を更新

訪日外国人客1100万人 10月までに年間最高を更新

日本政府観光局は11月19日、今年1~10月に日本を訪れた外国人旅行者数は推計1100万9000人だったと発表した。年間の訪日外国客数が過去最高だった昨年(1036万3904人)をすでに超え、通年では1300万人前後となる見込み。10月は127万1700人で月間過去最高となった。円安を追い風に、10月に始まった消費税免税品目の対象拡大で、買い物目的の中国人などが増えたためとみられる。

国・地域別の1~10月の累計は、台湾が前年同期比26.4%増の238万1200人、次いで韓国が6.8%増の224万5400人だった。3位は中国の80.3%増の201万1800人。

日中韓観光相会合再開へ 早期開催で合意 太田国交相

日中韓観光相会合再開へ  早期開催で合意  太田国交相

中国・上海市で開かれた国際観光フェア「2014中国国際旅游交易会」の視察のため訪中した太田昭宏国土交通相は11月16日、記者団に対し、中国国家旅游局の李金早局長との同日の会談で、2011年を最後に開かれていない日中韓の観光相会合の早期開催をめざすことで合意したことを明らかにした。太田国交相は年明け早々にも開催したい意向を示した。ビザ(査証)発給条件の緩和など日中間の受け入れ措置拡大でも合意した。日本政府は同観光フェアに「日本パビリオン」を出展した。

ホテル・ニッコー広州グランドオープン JALホテルズ

ホテル・ニッコー広州グランドオープン JALホテルズ

JALホテルズ(東京都品川区)は11月16日、中国・広州市で「ホテル・ニッコー広州」をグランドオープンした日系ホテルの開業は広東省内では初めて。当日は関係者など約666人が参加してオープニングセレモニーが開かれた。同ホテルは広州市天河区の北東部で建設が進むハイテク産業都市「天河智慧城」(IBP)の中心部、天河軟件園(天河ソフトウエアパーク)の一角に位置する。客室はスイートルームを含め400室。宴会場、会議室は合わせて3320平方㍍。NNAが報じた。

KDDI、住友商事がミャンマーに携帯サービス第1号店

KDDI、住友商事がミャンマーに携帯サービス第1号店

KDDI、住友商事、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)は11月14日、ヤンゴン中央郵便局内に携帯電話サービスのMPT直営店舗第1号店をオープンしたと発表した。直営店舗では携帯電話用のSIMカードおよびプリペイドカード(TOP-UPカード)の販売を行う。KDDI、住友商事、MPTの3社は、一般店舗では9月1日からすでにSIMカードの販売を開始し、9月の1カ月間で100万枚以上のSIMカードを販売している。

 

 

東南ア各国で中国人旅行者の落ち込み鮮明に

東南ア各国で中国人旅行客の落ち込み鮮明に

東南アジア各国で中国人旅行客の落ち込みが鮮明になり、東南アジアの観光業全体に影を落としている。中国側の景気後退だけでなく、マレーシア航空機事故やタイの政治不安など東南アジア側の要因もある。

マレーシアへの中国人旅行者は、今年1~7月で前年同期比12%減少した。タイへの中国人旅行者は1~9月で同17%減少している。政情混乱や軍事クーデター、戒厳令の影響だ。また、シンガポール政府観光局によると、1~8月の中国からの訪問者数は122万人と前年同期比で29%減少した。シンガポールにとって、中国は訪問者数ではインドネシアに次ぎ2位。中国が押し下げ要因となって、全体の訪問者数も同3%減だった。

阪急阪神HD 東南アで乗車券販売 訪日客取り込む

阪急阪神HD  東南アで乗車券販売  訪日客取り込む

阪急阪神ホールディングス(HD)は、外国人観光客の取り込みを強化拡大する。阪急電鉄が乗り放題となる外国人専用の1日乗車券を新たにシンガポールやマレーシアで来日前に変えるようにする。来日後に日帰りツアーを申し込むホームページ(HP)を多言語化するなど、グループ内で連携し関西を訪れる外国人を増やす。1日乗車券は700円で韓国、中国、台湾などで現地の旅行会社を通じ販売しているが、訪日客が増えているシンガポールやマレーシアなどの旅行会社向けに、今年度中をめどに営業を始める。

訪日客向け旅行会社設立 HIS・ANAセールス

訪日客向け旅行会社設立  HIS・ANAセールス

エイチ・アイ・エス(HIS)、ANAセールスは共同で訪日旅行向けの旅行会社「HIS ANAナビゲーションジャパン」を設立した。2015年4月1日から営業を始める。新会社では全日本空輸(ANA)が展開する51都市、115路線の国内線と、HISの宿泊予約サイト「スマ宿」を通じた日本国内の宿泊施設の利用を自由に組み合わせる個人型の国内旅行を提供。訪日旅行の多様なニーズに対応、日本各地の魅力を発信して訪日旅行の需要を創出し、地域活性化にもつなげる。

Tポイント・ジャパン インドネシア旅行会社と提携

Tポイント・ジャパン インドネシア旅行会社と提携

Tポイント・ジャパンは、インドネシアの旅行会社SIAM MOTORS INTERNATIONAL TRAVELとTポイントプログラムにおける業務提携契約を締結し、現地でのポイントサービスを11月1日に開始したと発表した。

SIAM MOTORS INTERNATIONAL TRAVELは2009年設立。インドネシアのバリ島とジャカルタで年間約5000万人の日本人に向けて、現地ツアー手配や案内サービス「ウェンディーツアー」を提供している。現地の日本語ガイド全員がインドネシア政府公認のライセンスを持っており、観光用の車も観光業ライセンスを取得しているという。

今回の提携ではウェンディツアーを利用する日本人に、日本円決済額200円につき1ポイント付与する。付与ポイント数は為替レートにより変動する。インドネシア国内の日本人向けレストランや雑貨店などに、Tポイントサービス導入の提携営業をする「Tポイント代理店契約」の締結も視野に入れる。ウェンディツアーとの提携を機に、今後はタイ、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどの日本人がよく訪れるアジア諸国の現地法人と提携し、日本国外におけるTポイントサービスの展開を図るとしている。CNET Japanが報じた。