グルメ杵屋 FC積極化 カフェ・ド・コラルと基本合意

グルメ杵屋 FC積極化 カフェ・ド・コラルと基本合意

 グルメ杵屋(大阪市住之江区)は8月5日、香港、マカオ、広東省における出店に関して、カフェ・ド・コラル・ホールディングス・リミテッドとの基本合意書を交わしたと発表した。目的は、グルメ杵屋が日本国内で展開している各ブランドのフランチャイズ展開を図るため。

 カフェ・ド・コラルは世界最大の中華ファストフードチェーン。香港で330店以上、中国本土で120店、北米で140店を店舗展開している。

パナソニックが野菜出荷 シンガポール大戸屋に供給

パナソニックが野菜出荷 シンガポール大戸屋に供給

 パナソニックのシンガポール子会社は7月31日、屋内野菜工場で栽培した野菜の、同国内日本食レストランチェーン「大戸屋」への供給を開始したと発表した。シンガポールの屋内野菜工場としては初めての認定工場で、農地面積が狭い同国の食料自給率引き上げを後押しする。大戸屋では、シンガポール国内3店舗でこの野菜を使ったメニューを売り出す。ロイターが報じた。

シンガポール航空 期間限定で札幌へ冬季直行便

シンガポール航空 期間限定で札幌へ冬季直行便

 シンガポール航空(SIA)は8月4日、今年12月1日~2015年1月17日の期間限定でシンガポール~札幌間の直行便を運航すると発表した。冬季のピークシーズンの旅客需要拡大に対応する。週2便、計14便を運航する予定。

 往路は月曜、金曜にチャンギ空港を午後11時30分に出発し、翌日の午前8時に新千歳空港着。復路は火曜が午前9時30分、土曜は午前8時55分にそれぞれ新千歳空港を出発。チャンギ空港には火曜が午後4時55分、土曜は午後4時25分に到着する。

 機材はエアバスA330-300型機を使用する。航空券はSIAのウェブサイトなどで販売を開始している。NNAが報じた。

東急百貨店 MBKと合弁で15年2月にタイ2号店

東急百貨店 MBKと合弁で15年2月にタイ2号店

 東急百貨店は8月4日、タイの商業施設運営大手MBKと合弁会社を設立し、2015年2月にタイ2号店を開業する計画を明らかにした。出店場所はMBKが運営するバンコク東部シーナカリンの商業施設「パラダイスパーク・ショッピングセンター」。

 現地法人バンコク東急百貨店とMBKグループの折半出資で9月をメドに合弁会社「PT.リテール・コーポレーション」を設立する。資本金は4億バーツ(約12億円)。東急百貨店は約30年にわたりタイで培ったノウハウを活用し、新たな郊外型店舗モデルの構築を目指す。NNAが報じた。

イオン 8月からマレーシアでCSRプログラム展開

イオン 8月からマレーシアでCSRプログラム展開

 イオンとUNIDO(国際連合工業開発機関)は7月31日、マレーシア政府の支援のもと8月から同国の生産者向けにCSR(企業の社会的責任)プログラムの展開を開始すると発表した。

    このプログラムは、マレーシアのサプライヤーの発展に寄与すべく2013年6月から開始した、安全で持続可能な原材料調達・商品調達のための枠組みを構築する共同プロジェクト「持続可能なサプライヤー発展プログラム(SSDP:Sustainable Supplier Development Program)」の第2フェーズとして実施する。

   これまで第1フェーズとして、食品安全、品質管理能力の向上についてのプログラムを同国のサプライヤー25社に実施してきた今回実施するCSRプログラムはASEAN地域でイオンのブランド「トップバリュ」の開発を行うイオントップバリュマレーシアがスケジュール管理など中心的な役割を担う。

なんばCITYに9月末にムスリム向け祈とう室設置

なんばCITYに9月末にムスリム向け祈とう室設置

 南海電鉄(大阪市)は9月30日、難波駅直結の商業施設「なんばCITY」(大阪市中央区)にイスラム教徒(ムスリム)向けの祈とう室を設置する。南海電鉄によると、関西の鉄道会社が祈とう室を設けるのは初めて。祈とう室内にはメッカの方向を示す印を設け、男女別にし切って約10人が同時にお祈りできるようにするという。

 ビザ要件の緩和などでイスラム教徒の多いインドネシア、マレーシアなど東南アジア4カ国から昨年、関西国際空港経由で入国した外国人は約24万人で、前年比55%も増えている。

8月からミャンマーで日本製品テレショップ

8月からミャンマーで日本製品テレショップ

 ミャンマーで8月から、日本製品だけを対象にしたテレビショッピングが始まる。両国の外交関係樹立60周年記念事業の一環で、在ミャンマー日本大使館も支援する。日本のPRに加え、2011年の「民主化」以降、経済成長著しいミャンマーへの日本企業進出を後押しする狙いもある。

 番組は国防相傘下のチャンネル(地上波)の月曜夕方1時間、「ジャパン・セレクト・ショッピング」と銘打ち、1回の放送で4商品を紹介、合い間に日本政府や民間のミャンマー支援事業などにも触れ、両国の理解促進につなげる。 

インドネシア進出も、USJ 20年までに年間1500万人

インドネシア進出も、USJ 20年までに年間1500万人

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)を運営するUSJ社長兼最高経営責任者(CEO)のグレン・ガンペル氏(66)はこのほど、2016年にも「ハリー・ポッター」エリアに次ぐ大型アトラクションを導入し、5、6年後に年間来場者数1500万人に拡大する計画を明らかにした。

 大阪以外のテーマパーク建設では沖縄県名護市を含め国内外で検討中だ。インドネシアのテーマパーク会社など複数の企業と協議しており、アジア進出に意欲を示した。

定食チェーン「やよい軒」台湾1号店7/25開業

定食チェーン「やよい軒」台湾1号店7/25開業

    持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」などを運営するプレナス(福岡市博多区)は7月25日、定食チェーン「やよい軒」の台北市内に台湾1号店「YAYOI南京松江(ナンキンソンジャ)店」を開業した。同店の広さは165.8平方㍍(約50坪)。席数は74。台湾において将来20店以上の展開を目指す。

   「日本の食文化を世界へ」のコンセプトのもと、調味料やコメは日本から輸入、ハンバーグなど食材加工は台湾企業へ委託する。オフィス街という立地から会社員をメーン客層と予想、若年層にも日本の日常食である定食を訴求する。味付けも日本国内のやよい軒と同じレシピとしている。

   プレナスは定食レストラン「やよい軒」を国内で257店舗、海外3カ国で126店舗、計383店舗(2014年6月末現在)展開している。

 

良品計画 新規出店へ「インド担当」新設など体制強化

良品計画 新規出店へ「インド担当」新設など体制強化

 生活雑貨ブランド「無印良品」を展開する良品計画は7月23日、インドでの新規出店のため海外事業部に「インド担当」を新設するなど、新たな海外事業展開に向けた組織変更を発表した。これらは9月1日付の組織変更で、インドのほかオーストラリアや中国などの部門でも、海外出店の加速に向け体制強化を図っている。