7/3からインド向け短期滞在数次ビザ発給 外務省
日本の外務省は7月3日から、インドの国民に有効期間内に何度も訪日可能な短期滞在数次査証(ビザ)の発給を始めたと発表した。訪日観光客を増やすのが狙いで、過去3年間に日本に渡航しているなど一定の条件を満たした人が対象。有効期間は最大3年間で、1回あたり15日間の滞在を認める。インド国外も含めたすべての在外公館で申請を受け付ける。
7/3からインド向け短期滞在数次ビザ発給 外務省
日本の外務省は7月3日から、インドの国民に有効期間内に何度も訪日可能な短期滞在数次査証(ビザ)の発給を始めたと発表した。訪日観光客を増やすのが狙いで、過去3年間に日本に渡航しているなど一定の条件を満たした人が対象。有効期間は最大3年間で、1回あたり15日間の滞在を認める。インド国外も含めたすべての在外公館で申請を受け付ける。
「WEAR」海外第2弾 7/1から韓国でもサービス開始
スタートトゥディ(千葉市)は7月1日、衣料品の着こなし情報を発信するスマートフォン(スマホ)向けアプリ「WEAR(ウェア)」を台湾に続き、同日から韓国でもサービス開始すると発表した。
韓国はスマホ・SNSの普及率、EC化率がともに高く、WEARのサービスにふさわしい環境が揃っていることから、今回サービス開始することになった。韓国では言語対応したWEARアプリで、にほんと同じ内容のサービスを利用できる。
マレーシアのLCC・エアアジア日本に15年夏再就航
アジア最大の格安航空会社(LCC)、マレーシアのエアアジアは7月1日、日本再参入に向けた新会社「エアアジア・ジャパン」を設立したと発表した。新会社にはエアアジアのほか、月内に楽天、ノエビアホールディングスなど日本企業4社が出資する。2015年夏にまず国内線に就航し、将来は国際線にも進出する計画だ。
新会社の資本金は70億円。航空法により外国企業は日本の航空会社の議決権を3分の1以上持てないため、エアアジアの出資比率(議決権ベース)は33%とする。独立系投資ファンドのオクターヴ・ジャパン(東京都港区)が28.2%、楽天が28%、ノエビアホールディングスが13.4%、アルペンが7.4%出資する。
中部国際空港を軸に拠点空港を選定中で、まず2機体制でスタートし、15年中に4機体制にする。16年以降は年5機ずつ増やし路線網を拡大する。
揚げパンソフトスイーツのコルネットが台湾に進出
油で揚げたパンにソフトクリームを乗せたスイーツで人気のコルネット(静岡県浜松市)はこのほど、台湾に進出する計画を明らかにした。現地企業とフランチャイズ契約を結び、2015年中に台湾で1号店を開業する考えだ。
油で揚げたコルネ状のパンの上にソフトクリームを乗せ、チョコやバニラなど4種類を1個当たり420円で販売し好評を得ている。現在、浜松市内や東京都港区など6店舗を営業しているほか、車による移動販売も行っている。コルネットの2013年の売上高は約8000万円。NNAが報じた。
ニチイ学館 政府系法人と提携し中国で介護事業
ニチイ学館は中国の政府系法人と提携し、介護サービスを始める。まず年内に北京市など約20都市で訪問介護や老人ホーム運営を手掛ける。日本の介護大手が中国に進出するのは初めて。
中国では今後、65歳以上の高齢者が毎年500万人ずつ増える見通しだが、介護企業はまだ少ない。高齢化で先行する日本で蓄積したノウハウを生かし、現地の需要に応える。日本経済新聞が報じた。
カンボジア直行便就航へ 外相会談で実質合意
岸田文雄外相は6月30日、カンボジアの首都プノンペンで同国のホー・ナムホン副首相兼外相と会談し、両国を結ぶ直行便の就航に向けた航空協定を巡り実質合意した。岸田外相は航空協定を早期に署名・発効する意向を表明。カンボジアの選挙制度改革など民主化を支援していく方針も伝えた。日系企業の投資環境の整備や南部経済回廊を中心としたインフラ整備の促進でも一致した。
夏休みの海外旅行先でインドネシアの伸び率首位
楽天は6月30日、今年の夏休み期間の日本からの海外旅行先でインドネシアが伸び率で首位だったと発表した。直行便が相次いで就航するなど大幅に利便性が向上したためとみられる。
6月19日時点の同社トラベル事業の予約状況(7月15日~8月31日)から算出した。2人以上のレジャー客の予約人数はインドネシアが前年同期比52.6%増となり、海外宿泊客の伸び率の平均12.8%を大きく上回った。伸び率の2位は香港(前年同期比49.0%増)、3位台湾(同32.6%増)、4位マレーシア(同22.3%増)、5位ホノルル(同20.3%増)だった。NNAが報じた。
イオンがカンボジア1号店「イオンモールプノンペン」
イオンは6月30日、カンボジア1号店「イオンモールプノンペン」を全面開業させた。オープニングの式典にはフン・セン首相も出席し、雇用や消費のけん引役として期待の大きさをうかがわせた。モールは計3000台の駐車・駐輪場を備え、総合スーパー「イオン」を中核に、日本やカンボジア、タイの企業など計190の専門店が出店。また同国最大のシネマコンプレックス(複合映画館)、アイススケートリンクなども持つ大型商業施設。
イオンは今年1月、ベトナム・ホーチミン市に大型ショッピングセンターを開業。今回のプノンペンに続き、2015年上期にインドネシア1号店をオープンさせる予定で、東南アジア展開を一気に加速させる。
東急ハンズ 9月に直営でシンガポールに初進出
東急ハンズは6月30日、9月にシンガポール西部ジュロンイースト地区の大型ショッピングモール「Westgate」1階に、東急ハンズ直営の「東急ハンズジュロンイースト店(仮称)」を出展すると発表した。店舗面積は約190坪(628平方㍍)。
ジュロンイースト地区は副都心としてシンガポール政府が進める再開発地域で、ジュロンイースト駅にはMRTの東西線、南北線の2路線が乗り入れるほか、バスターミナルもある交通要衝の地。
今回のシンガポールへの初出店は、東急ハンズ直営による海外店舗としては2012年4月にオープンした中国の「東急ハンズ上海店」に次いで2店舗目で、今後の海外市場への進出の足掛かりとなる。これまで日本国内で培ったノウハウを活かし、ハンズの魅力を凝縮した店舗を展開する。
中国初のプリンスホテル 12月にも吉林省に開業予定
西武ホールディングス傘下のプリンスホテル(東京都豊島区)は、今年12月にも中国吉林省吉林市に高級リゾートホテル「松花湖西武王子大飯店(松花湖プリンスホテル)」を開業する予定だ。「プリンスホテル」の名を冠した施設が中国に誕生するのは初めて。市中心部から車で20~30分の山間部に設けた通年型ラグジュアリーホテルで、延べ床面積は4万6451平方㍍。客室数は208室。NNAが報じた。