マレーシアのLCC・エアアジア日本に15年夏再就航
アジア最大の格安航空会社(LCC)、マレーシアのエアアジアは7月1日、日本再参入に向けた新会社「エアアジア・ジャパン」を設立したと発表した。新会社にはエアアジアのほか、月内に楽天、ノエビアホールディングスなど日本企業4社が出資する。2015年夏にまず国内線に就航し、将来は国際線にも進出する計画だ。
新会社の資本金は70億円。航空法により外国企業は日本の航空会社の議決権を3分の1以上持てないため、エアアジアの出資比率(議決権ベース)は33%とする。独立系投資ファンドのオクターヴ・ジャパン(東京都港区)が28.2%、楽天が28%、ノエビアホールディングスが13.4%、アルペンが7.4%出資する。
中部国際空港を軸に拠点空港を選定中で、まず2機体制でスタートし、15年中に4機体制にする。16年以降は年5機ずつ増やし路線網を拡大する。