日本アセアンセンターで「ASEANキッズ夏の教室」

日本アセアンセンターで「ASEANキッズ夏の教室」

 夏休みの子供たちを対象に、ASEANと各国を紹介するイベント「ASEANキッズ夏の教室」が8月24日、東京都港区・御成門にある日本アセアンセンターで開催された。

 ASEAN各国のあいさつの練習からスタート。東京都江東区立川南小学校・和太鼓クラブの子供たちの、力強い太鼓の音が会場に鳴り響いた。また、東京インドネシア共和国学校の生徒がASEANを代表して、インドネシア伝統舞踊のパフォーマンスを披露した。

 このほか、フィリピンの竹楽器やベトナム式バドミントン「ダーカウ」、カンボジア遺跡パネル、ぬり絵、折り紙教室、民族衣装の試着コーナーなどが設けられ、盛況だった。Global News Asiaが報じた。

越・比・イの優良企業6社招き、ジェトロが商談会

越・比・イの優良企業6社招き、ジェトロが商談会

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は8月21日、ベトナム、フィリピン、インドネシアの外食・不動産などの優良企業6社の幹部を招聘し9月1~5日まで東京など3カ所で中小企業とのビジネスマッチングを行うと発表した。3カ国は経済成長で消費、サービス市場が急拡大しているが、外資規制などの参入障壁が高い。中小企業単独では面会が難しく、ジェトロが仲介し、90社の応募から50社を選び商談会を行う。

9月に日本アセアンセンターでインドネシア製品展

9月に日本アセアンセンターでインドネシア製品展

 インドネシア共和国大使館は9月1、2の両日、東京都港区新橋御成門の東京・日本アセアンセンターで、インドネシア製品を紹介するイベント「リトルインドネシア・イン・ジャパン」を開催する。このイベントは毎年開催され、今回が6回目。

 会場には繊維製品はじめ革製カバン、ハンドバック、アパレル、ジョエリー、さらには様々な伝統工芸品なども展示される。開会式ではジョクジャカルタ特別州の文化公演も予定されている。Global News Asiaが報じた。

札幌市長ら北海道産グルメを香港で世界にPR

札幌市長ら北海道産グルメを香港で世界にPR

 香港を訪問中の北海道札幌市の上田文雄市長は8月14日、この日開幕した国際食品見本市「フードエキスポ2014」に出展しているスープカレー、ラーメンなど道産品を売り込んだ。

   今回、札幌市と旭川市が共同で世界の高級食品が集る「グルメゾーン」に「北海道グルメストリート」として、国内から唯一ブースを出展。札幌6社と旭川2社が、スープカレーやラーメンなどを提供している。

 上田市長は開会式後、ブースを訪れた香港貿易発展局の林天福総裁や各国のバイヤー、林芳正農林水産相らに試食を促し、商品をPRした。その後、香港貿易発展局と経済分野の協力に関する覚書を締結した。北海道新聞が報じた。

 

フードエキスポに日本の34都道府県252団体が出展

フードエキスポに日本の34都道府県252団体が出展

 アジア最大級の食品見本市「フードエキスポ2014」(香港貿易発展局主催)が8月14日、香港の国際展示場「香港コンベンション&エキシビジョン・センター」で始まった。日本の36都道府県から過去最多の252団体が出展。高品質な食材を求めるアジアのバイヤーに銘柄牛や伝統野菜など特色ある農畜産物や加工品をアピールした。

 今回で25回目となる同見本市は26カ国・地域から1159団体が出展。18日まで会器中、40万人以上の来場を見込む。日本農業新聞が報じた。

レタス生産日本一長野県川上村がシンガポールで試験販売

レタス生産日本一長野県川上村がシンガポールで試験販売

 レタス生産量日本一の長野県・川上村の生産者組織が、日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携し、シンガポールで試験販売を開始した。海外に継続的・安定的な新たな販路を開拓することで、価格の安定化につなげ、農家の所得確保を目指す。NNAが報じた。

 この試験輸出を担うのは、川上村役場と農業協同組合などからなる「川上村野菜生産販売戦略協議会」。地場大手青果卸を通じて、スーパー最大手の労組系NTUCフェアプライスが展開する高級スーパー「フェアプライス・ファイネスト」10店舗で8月8日に試験販売を開始した。プロモーション価格として、レタスを1玉2.9シンガポール(S)㌦(約230円)、グリーンボールを4.9S㌦、ハクサイを5.9S㌦で販売する。

 ジェトロは農林水産物・食品輸出の成功事例を目指す取り組みを支援する「1県1支援プログラム」の一環として、側面から支援。これまでに現地の青果輸入業者や、大量の仕入れが見込める飲食チェーンとの商談の場を設け、経営者が川上村に視察にくるなど前向きなやり取りができたという。しかし、輸送手段・時間とコスト、輸送時間にからむ品質の劣化の問題、既存の割安な米国品との価格差など、克服しなければならない課題は多く、新販路開拓のハードルは高い。

ベトナム・ホーチミン市でジャパンイベント 2万人来場

ベトナム・ホーチミン市でジャパンイベント 2万人来場

 日本文化や日本商品などを販売する「おもてなしジャパンフェア」が8月8~10日、ホーチミン市7区フーミーフン新都市区で開催された。大型商業施設「クレセントトモール」内に設置された会場には約2万人が来場し、日本食品の試食やコスプレ、茶道、忍者ショーなど日本文化の一端を楽しんだ。ブレインワークス(東京都品川区)が主催した。

 同フェア開催の目的は、日本文化の浸透とともに、今後需要増が見込まれる様々な製品を手掛ける中小企業のテストマーケティングなど。15社が日本雑貨などのほか、日本式農業により、ベトナム国内で栽培した野菜などを出展した。

香港ホテル「世界シーフードフェア」 沖縄産食材再び

香港ホテル「世界シーフードフェア」 沖縄産食材再び

 香港の高級ホテル、クラウンプラザホテルは9月1日~10月31日に開催する「世界シーフードフェア」で沖縄県産のマグロ、イカ、海ぶどう、もずくなどを使ったメニューを提供する。昨年初めて開催したシーフードフェアが好評だったため、沖縄産食材を取り入れたフェアを再び企画した。

    新しい食材を求めて同ホテルの料理長と料飲部門の支配人らが6日から4日間の日程で沖縄を訪れ県内各地の食品メーカーや水産業者を訪れ、食材を吟味した。沖縄県内で食品卸や飲食店事業などを手掛けるJCC(糸満市)が香港の卸業者キティに協力して、食品メーカーとの仲介や食料紹介などを手掛けている。

イ中小企業省首脳来日 新規分野含め日系企業の進出に期待

イ中小企業省首脳来日 新規分野含め日系企業の進出に期待

 インドネシア中小企業省のハッサン大臣ら同省首脳はこのほど来日、同国の中小企業育成に向け、日本企業の大企業が少ないスマトラ島などジャワ島以外への進出や、農業をはじめ日系企業が少ない新規分野へも着目するよう呼び掛けた。

 同省首脳は日本の独立行政法人、中小企業基盤整備機構との業務協力協定締結のため来日。日本の中小企業関係者約500人を前に同国中小企業政策を説明するとともに、新規分野・地域への日系企業の積極的な進出を促した。

シンガポールで新潟米の試食・商談会 新潟県・市

シンガポールで新潟米の試食・商談会 新潟県・市

 新潟県・市は8月1日、シンガポール中心部のホテルで県産米の試食・宣伝を兼ねた商談会を開催した。同県による宣伝会は昨年に続いて2回目で、市との連携で規模を拡大した。

    今回は、昨年紹介したコシヒカリに加え、コシいぶき、ゆきん子舞、笑みの絆などコシヒカリより割安の複数の品種をアピール。すしや炊き込みご飯、サフランライスなど、それぞれの品種の特徴に合った食べ方による試食会を実施した。これにより近い将来、シンガポール向けの新潟米の輸出量を、現在最大市場で年間300㌧以上ある香港と同規模に拡大したい考えだ。

 今回の商談会には新潟県内の米生産業者や食品メーカーなど22社が参加。現地からは県主催の宣伝会に外食・販売業者、メディアなど約80人、市主催の商談会には外食・販売業者約20社が参加した。