北京で中小企業が販路開拓へ商談会 ジェトロ主催

北京で中小企業が販路開拓へ商談会 ジェトロ主催 

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は7月30、31日の両日、北京市朝陽区で、日本の中小企業の海外販路開拓を支援する「2014ジェトロ・アジアキャラバン」の北京商談会を開いた。日用品雑貨や化粧品、伝統工芸品などを販売する計36社が参加し中国バイヤーに自社製品を売り込んだ。ジェトロによると、初日だけで中国バイヤー147社が来場した。

ふくおかFG9月に「東南アイスラム経済圏視察団」

ふくおかFG9月に「東南アイスラム経済圏視察団」

 ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行、熊本銀行、親和銀行)は7月30日、ハラルビジネスの現状把握のためマレーシア、インドネシア両国に「東南アジアイスラム経済圏視察団」を9月2~7日に派遣すると発表した。ホテル、飲食業、食品製造業など九州の地場企業約20社が参加する(募集は終了)。

 クアラルンプールおよびジャカルタの工場、小売店、飲食店訪問によるハラル運用状況の把握、現地専門家や政府関係者との意見交換によるハラル対応の正確な情報取得などが目的。

日本在住ムスリム2500人が岡山県産ブドウを試食

日本在住ムスリム2500人が岡山県産ブドウを試食

 在日本インドネシア大使公邸で7月28日、開催された、断食明けを祝うパーティー「OPEN HOUSE」に日本で暮らすインドネシア人のムスリム約2500人が参加した。岡山県産のブドウ約100房(シャインマスカットとピオーネ)を試食用に提供したところ、「こんなに大きい粒のブドウを見たのは初めて」「本当においしい。インドネシアでも販売しているなら、詳しく教えて」などと大評判を得た。

 ジャカルタで9月後半に開催予定の岡山フェアのPRのためのもので、日本で生活しているインドネシア人たちから、インドネシア本国で暮らす人たちに口コミでPRしてもらうことを狙ったものだ。Global News Asiaが報じた。

 

ジャカルタで岡山県産高級フルーツの販促イベント

ジャカルタで岡山県産高級フルーツの販促イベント

 インドネシア・ジャカルタの高級スーパー、ケムチックスで7月18日、岡山県産高級フルーツの販売促進イベントが始まった。世界に通じる岡山ブランドの確立を目指して、白桃やシャインマスカット、オーロラブラックなどのブドウを販売する。Global News Asiaが報じた。

 売り場で欧米人の顧客には試食してもらったところ、多くの方からおいしいとの評価を得て、販売に結び付いた。また、現地はラマダン中のため、ムスリムの顧客には試食用のパックを手渡した。このほか、昨年度セールスに赴いた現地高級レストラン、EBEYAからは白桃20個の予約注文が入った。ジャカルタでの岡山フェアは27日まで10日間行われる。

 販売価格は白桃1個当たり21万2000ルピア(約1850円)、シャインマスカット1房当たり80万ルピア(約6960円)前後、オーロラブラック1房当たり60万ルピア(約5220円)前後。

8月にシンガポールで最新インドネシア事情セミナー

8月にシンガポールで最新インドネシア事情セミナー

 シンガポール日本商工会議所は8月28日(木)、カルティニ・ムルセディ法律事務所マーケティングアドバイザー、柳田茂紀氏を講師に招き、「最近のインドネシア法務トピックについて」のテーマでセミナー開く。インドネシアにおける最近の様々な法改正の内容を、実務面のプロが分かりやすく、その対応策を含めて解説する。

 開催日時は8月28日(木)14:30~16:00(質疑応答含む)、場所は日本人会2階ボールルーム。申し込みはinfo@jcci.org.sg 参加費は会員無料、非会員は50シンガポールドル。申し込み締め切りは8月22日(金)、定員100名で、定員になり次第締め切る。

 内容は①外資ネガティブリスト改定②法務人検証オンライン申請システム稼働③BKPM申請フォーム・手続き・投資条件変更④外資15年ルール対応⑤保税区からの国内販売比率⑥API(輸入ライセンス)⑦外国人就労ビザ⑧中古機械輸入規制⑨BPJS健康保険⑩インドネシア語ラベル表示⑪通商法-など。

インドネシア・フードビジネス開拓ミッション

インドネシア・フードビジネス開拓ミッション

 10月に実施される「インドネシア・フードビジネス開拓ミッション」の概要が7月16日、明らかになった。これは大阪府内に事務所・支店などを持つ食品分野関連企業および、当分野でインドネシア進出を検討している企業を対象に、参加者を募集するもの。大阪府・市、大阪商工会議所などが主催する。

 期間は10月19日(日)~25日(土)。訪問地はインドネシアの首都ジャカルタ、東ジャワ州の州都スラバヤ。参加費用は1名につき22万5000円(エコノミークラス渡航費、宿泊費、現地移動費含む)。申込締切は8月29日(金)。定員20名程度で、定員になり次第締め切る。

 ジャカルタ、スラバヤの現地・日系企業との商談会、現地経済機関、進出企業などの訪問、工業団地の視察などが予定されている。

 

 

16日からアジアで最大級の第25回香港ブックフェア

16日からアジアで最大級の第25回香港ブックフェア

 アジア最大級の書籍の国際見本市「第25回香港ブックフェア」が7月16日から22日まで開催される。中国や日本、シンガポールなど30カ国・地域から570の出展者が集まる。昨年の来場者は98万人だったが、今回100万人の来場が見込まれている。

    取り扱う書籍の種類は一般書から専門書、外国語の書籍、児童書など。日本はアジアへのコンテンツ輸出を強化しており、今年から同フェアでも北九州市など複数の地方自治体などが出展して、日本の小説や漫画の魅力を訴える。

東京・大阪でベトナム工業団地セミナー ソルテック

東京・大阪でベトナム工業団地セミナー ソルテック

 日系企業の進出を支援するベトナムのソルテックトレーディング(ホーチミン市)は7月下旬、東京と大阪でベトナム工業団地セミナーを開催する。セミナーは在東京ベトナム大使館と在大阪ベトナム総領事館が共催。日本貿易振興機構(ジェトロ)と大阪商工会議所が後援する。

 東京は7月22日、JR品川駅そばのTKPガーデンシティ品川で、大阪は同25日、JR大阪駅そばのグランフロント大阪内で、それぞれ午後1時半~5時半。参加費は無料、定員は両会場とも約200人。

 セミナーには、ベトナム南部で工業団地を運営する4社を招き、それぞれの特徴をアピールするほか、ベトナム経済の概況を分かりやすく解説する。

香港で淡路産タマネギ販促フェア 兵庫県など

香港で淡路産タマネギ販促フェア 兵庫県など

 兵庫県とあわじ島農業協同組合(JAあわじ島、兵庫県南あわじ市)は7月8日まで香港のスーパー、イオンで「淡路島たまねぎ」の販促フェアを実施する。イオンストアーズ香港の4店で販促や試食販売などを実施する。6月下旬から始まった輸出で、販売が好調なことから一段のブランド浸透を図る。

 販促フェアは香港島のコーンヒル店など富裕層の来店が多い売り上げ上位の4店で実施。県の香港経済交流事務所も連携。サラダやソテー、タマネギ加工品の試食販売などを予定。

 

BDH社がエコ農法による養殖ウナギを日本で販売

BDH社がエコ農法による養殖ウナギを日本で販売

 インドネシア貿易振興センター(ITPC)および在大阪インドネシア共和国総領事館は、オーシャンパートナーズ(大阪市西区)の後援により7月2日、ITPC(大阪市中央区)の新事務所で、PT.Bintangdelapan Holtikultura(BDH)社のインドネシア産養殖ウナギのプロモーションイベントを開催した。

 BDH社は、インドネシアで「農業廃棄物のリサイクル」をコンセプトとした「アイフォニックス」(養殖と農業を融合させた循環農法)という独自のユニークなエコ農法により、安全なビカーラ種ウナギ(蒲焼き)と野菜(トマト、カボチャ、キュウリ、ショウガ、アスパラガス、マッシュルーム、ティラピアなど)づくりをスタートさせている。

 BDH社は、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定され、また世界で食の安全が叫ばれる中、ハイテク農業・養殖技術で、中国産をはじめとする一般的な養殖とは一線を画す安全・安心な製品であることを前面に出し強くアピール。

    すでにマレーシア、フィリピン、台湾から引き合いがあるが、当面日本向けに絞り込み製品供給する方針だ。9月ごろから出荷し、年内に蒲焼きの製品重量で30㌧程度を供給する予定。また、2015年1月からは月50㌧、16年には同100㌧規模へ拡販する計画だ。