ミャンマーに3/28学校が開校 イオンが学校建設支援

ミャンマーに3/28学校が開校 イオンが学校建設支援

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは3月28日、ミャンマーで「学校建設支援事業」を通じて完成した学校の開校式を開催する。
この学校はヤンゴンの北「タイテー」地区に完成した「サーピュズ」校。同校は2016年4月にイオングループ店舗の協力のもと実施した「ミャンマー学校建設支援募金」を通じ、全国から寄せられた募金(689万2752円)と、同財団からの拠出金を合わせた寄付金により完成した。
日本の幼稚園児から小学生に相当する年齢の子供たち約180人が学ぶ予定。

1兆円規模の経済協力 第1回日比インフラ合同委

1兆円規模の経済協力 第1回日比インフラ合同委

日本、フィリピン両政府は3月27日、東京・首相官邸で第1回日比経済協力インフラ合同委員会の初会合を開いた。
これは安倍晋三首相が1月にフィリピンを訪問した際、明言した今後5年間で政府開発援助(ODA)と民間投資を合わせ1兆円規模の経済協力の内容について協議するもの。合同委員会では、日本側から和泉洋人首相補佐官、フィリピン側からドミンゲス財務相が代表として参加した。
経済成長とともにフィリピン国内で増え続ける電力需要に応えるため、日本の技術を活用してフィリピン全土でインフラ整備が進むよう支援する。次回会合は秋までにマニラで行われる見通し。

JOGMEC タイ・PTTEPと覚書 新技術開発で共同研究

JOGMEC タイ・PTTEPと覚書 新技術開発で共同研究

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、本部:東京都港区)はこのほど、タイ国営石油PTTの上流子会社PTTEPとの間で、油ガスの開発、生産の効率性向上を目的とした新技術の開発で、共同研究を推進する覚書を締結した。
今回締結した覚書に基づき、JOGMECはPTTEPが操業する油ガス田での実証試験を踏まえて、油層モニタリング等の技術開発を進め、2020年代初頭には日本にとり重要な中東など資源供給地域の適用も見据えて、同事業を推進していく。

JOGMEC 中国、ベトナムなどと炭鉱技術移転で覚書

JOGMEC 中国、ベトナムなどと炭鉱技術移転で覚書

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、本部:東京都港区)はこのほど、中国、インドネシア、ベトナムの各カウンターパートとの間で、各国の炭鉱技術者等を対象とした平成29年度の石炭採掘・保安に関する技術移転事業についての覚書および実施計画書を交わした。
これに基づき、日本受け入れ研修としては炭鉱技術者および保安監督者等を対象に、日本の炭鉱現場等を活用して炭鉱技術の海外移転を行う。また、派遣研修としては、日本人炭鉱技術者等を指導員として産炭国に派遣し、現地に即した炭鉱技術の海外移転を行う。
これらの技術指導を行うことで、アジア地域の石炭需給の安定および日本への石炭安定供給確保に寄与するとともに、産炭国との関係強化を図る。

JBIC 中国開銀と業務協力協定 日本企業支援

JBIC 中国開銀と業務協力協定 日本企業支援

国際協力銀行(JBIC)はこのほど、中国国家開発銀行株式有限公司(以下、中国開銀)との間で、業務協力協定を締結した。
同協定は中国および第三国における日本企業の輸出・投資等の拡大に向けて、JBICと中国開銀の協力関係の強化等を目的としたもの。
中国開銀は、中国国内でのインフラ等の国家プロジェクトに対する出融資等を目的として設立された国務院に直属する開発性政策銀行。

「脱石油依存」へ協力「日・サウジ ビジョン2030」

「脱石油依存」へ協力「日・サウジ ビジョン2030」

安倍晋三首相は3月13日、サウジアラビア国王として46年ぶりに来日したサルマン国王と首相官邸で会談し、「脱石油依存」経済への脱却を目指すサウジアラビアに、日本が産業多角化やインフラ、エネルギー、医療などの多分野で支援する経済協力プラン「日・サウジ・ビジョン2030」に合意した。
両政府は東京とリヤドに拠点を設け、共同プロジェクトの実行に向けた体制を構築する。共同プロジェクトではサウジアラビア国内に、規制緩和や税制優遇を進める経済特区を創設し、日本企業の積極的な進出を促す。

アユタヤで日本・タイ友好130周年の「絆」駅伝

アユタヤで日本・タイ友好130周年の「絆」駅伝

日本・タイ修好130周年を記念して3月12日、アユタヤ歴史公園、史跡周遊コースを舞台に、「アユタヤ『絆』駅伝」(タイ国政府観光スポーツ省主催)が開催された。
同駅伝には総勢435チーム・1740人が参加した。日本から学生・高校生32人がタイ学生とチームを組み参加し、たすきをつないだ。
前日、東日本大震災から6年になる11日のレセプションでは、出席した約200人が哀悼の意を込め、黙とうを捧げた。

ミャンマーのフードバリューチェーン構築で合意

ミャンマーのフードバリューチェーン構築で合意

日本とミャンマーの官民が連携し、ミャンマーにおけるフードバリューチェーン構築のための具体的な方策の検討を開始することで合意した。これを受け、山本農林水産大臣とアウン・トゥ・ミャンマー農畜産灌漑大臣は3月7日、東京で「ミャンマーにおけるフードバリューチェーン構築のための工程表」の合意議事録に署名した。この工程表は品目別対策、品目横断的対策について、今後5年間に取り組むべき項目を取りまとめたもの。

ミャンマーの和平へ4億8700万円の無償資金協力

ミャンマーの和平へ4億8700万円の無償資金協力

ミャンマーのヤンゴンで3月9日、樋口建史駐ミャンマー大使と、ニコラス・ジョージ国連プロジェクト・サービス機関(UOPS)ミャンマー事務所代表代行との間で、4億8700万円の無償資金協力「国民和解・和平構築プロセス支援計画」に関する交換公文の署名が行われた。
この計画は、ミャンマー政府が推進する少数民族武装勢力との和解・和平プロセスを促進し、同国の安定化および持続的発展のために寄与することを目的とし、そのために必要な資金をUNOPSに供与するもの。

両陛下 故プミポン・タイ前国王を弔問 祭壇前に供花

両陛下 故プミポン・タイ前国王を弔問 祭壇前に供花

天皇・皇后両陛下は3月5日、親善訪問先のベトナム・フエで全予定スケジュールを終え、政府専用機でタイの首都バンコクに到着した。
両陛下は半世紀以上にわたる親交があり、2016年10月に死去したプミポン前国王の弔問のため、王宮を訪問。前国王の棺が安置された祭壇の前で供花し拝礼された。
その後、ワチラロンコン新国王と会見し、弔意を示された。