1兆円規模の経済協力 第1回日比インフラ合同委
日本、フィリピン両政府は3月27日、東京・首相官邸で第1回日比経済協力インフラ合同委員会の初会合を開いた。
これは安倍晋三首相が1月にフィリピンを訪問した際、明言した今後5年間で政府開発援助(ODA)と民間投資を合わせ1兆円規模の経済協力の内容について協議するもの。合同委員会では、日本側から和泉洋人首相補佐官、フィリピン側からドミンゲス財務相が代表として参加した。
経済成長とともにフィリピン国内で増え続ける電力需要に応えるため、日本の技術を活用してフィリピン全土でインフラ整備が進むよう支援する。次回会合は秋までにマニラで行われる見通し。