5年以内に輸出を3倍に ゴーベル商業相が方針
インドネシアのラフマット・ゴーベル商業相はこのほど、5年以内に輸出を3倍に増加させるとの見解を示した。最近、商業省が発表した今年の輸出額目標は、当初の1900億㌦(前年比4.1%増)から1843億㌦(同1%増)に下方修正されている。これは輸出の失速により、1~7月で約10億1000万㌦の貿易赤字が出ていることを踏まえたものだ。こうした局面を打開するため、ゴーベル氏はインドネシア商工会議所(カディン)や、インドネシア経営者協会(アピンド)との協力関係を強化する中で、東南アジア地域を中心に輸出を増やすことで、今後5年間で輸出を3倍に引き上げる政策を推進するとしている。地元メディアなどが報じた。