プノンペンに日本商店街「絆ストリート」 年内に12店
カンボジアの首都プノンペンで、日本食やスイーツの店を集めた日本商店街「絆(きずな)ストリートへの出店が相次いでいる。9月には9店舗目となる、うどんや「だんらん」が開業し、年内に12店まで増える予定。日系サービス業の進出が相次ぐプノンペンの中でも注目されている。現地の日系コンサルティング会社HUGSが企画、誘致活動している。
絆ストリートはプノンペンの南部、日本大使館に近い63番通りにある。2013年11月、京都・大阪に10店舗を構える焼き鳥・串カツ屋「時代屋」(京都市伏見区)がオープンしたのを皮切りに、日本式スイーツの「ふわり」や七輪焼肉の「炭火横丁」、バー「東京酒場」などが軒を並べるようになった。海外初進出という店もある。
HUGSは日々家々を回って情報交換し、出店希望者との橋渡しを担っている。2015年1月17~18日には、HUGSが定期的に開催しているカンボジア人向けの日本人経営者の講演会「絆セミナー」と併せ、絆ストリートでお祭りも開催する予定。NNAが報じた。