15年最低賃金決めが各地で難航 生活費項目決まらず

15年最低賃金決めが各地で難航  生活費項目決まらず

インドネシアの全国各地で2015年の最低賃金の決定がずれ込んでいる。最低賃金の基準になる最低生活費(KHL)項目で労使が折り合わず、協議が長期化。補助金付き燃料の値上げ時期が確定しておらず、地方自治体は交通費など最低生活費項目を決定できないためとしている。

ジャカルタ特別州は11月4日、最低生活費を決める会議を開いたが、炭水化物、コーヒー、新聞の3項目が決まらず決定を延期した。西ジャワ州ブカシ県は水や電気、交通費など4項目の最低生活費がまだ決定していない。東ジャワ州や中部ジャワ州も最低賃金の決定が遅れている。地元メディアなどが報じた。