「近隣との宗教の違い受け入れる」77.5% LSI調査

 インドネシア調査研究所(LSI)がこのほど行った市民の宗教に関する意識調査によると、「近隣住民との宗教の違いを受け入れる」との回答が77.5%に達した。以下、「受け入れない」15.1%、「分からない」7.4%だった。
 インドネシアで少数派のイスラム・シーア派について「受け入れる」は54%で、2005年の調査時の26.7%から大幅に増加した。イスラム異端派とされるアフマディアについて「受け入れる」は48.2%。
 また、宗教を守るために暴力を使うことについて「賛成しない」は05年の79%から59.3%へ減少した。一方、「賛成する」は05年の9.8%から24%へ増加、暴力を容認する傾向が強まる結果だった。