朝日新聞社・木村社長引責辞任 慰安婦報道などで

朝日新聞社・木村社長引責辞任 慰安婦報道などで

朝日新聞社は11月14日、木村伊量(ただかず)社長(60)が辞任すると発表した。東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」に関する記事取り消しに加え、従軍慰安婦報道の記事取り消しで謝罪しなかったこと、慰安婦報道を取り上げたジャーナリスト、池上彰さんのコラム掲載を一時見合わせたことへの責任を取ることを理由に挙げている。臨時取締役会を同日開き、新社長には渡辺雅隆取締役(55)を内定。木村氏は特別顧問となる。12月5日の臨時株主総会などで正式に決定する。