APECブルーの北京の空 早くも大気汚染に覆われる

APECブルーの北京の空 早くも大気汚染に覆われる

アジア太平洋経済協力会議(APEC)の閉幕から4日目を迎えた11月15日、北京の空は再び濃い大気汚染に覆われた。微小粒子状物質「PM2.5」の濃度は、同日未明から1立法㍍当たり100マイクロ㌘を超え、日中も150マイクロ㌘前後で推移、空は終日煙ったように白くよどんだ。周辺の工場の操業停止と車両のナンバー規制で維持した、「APECブルー」と呼ばれて話題になった北京の空だが、やはり一時的なもので終わった。