太平洋クロマグロが絶滅危惧種に IUCNが指定

太平洋クロマグロが絶滅危惧種に  IUCNが指定

国際自然保護連合(IUCN)は11月17日、絶滅の恐れのある生き物を掲載した最新のレッドリストを公表し、すしなどに使われる太平洋クロマグロを絶滅危惧種に指定した。また、日本人の食と関係が深いカラスフグとアメリカウナギも絶滅危惧種に分類された。クロマグロはこれまでも、漁獲枠に制限が加えられ保護対象とされてきたが、今回絶滅危惧種に指定されたことで、世界最大の消費国である日本は一段の保護策強化を迫られることになりそうだ。