長野県 インドネシア旅行者誘致強化3年で2倍に
長野県は、県内のインドネシア人旅行者誘致活動を強化し、今後3年で2013年比倍増を目指す。11月20日にはジャカルタで県単独で初めて地元旅行代理店との商談会を主催。県内の自治体、ホテル、バス会社などとともに、地獄谷のスノーモンキーをはじめとする観光名所を売り込んだ。13年、長野県を訪れたインドネシア人旅行者数は5390人だったが、17年に1万人以上に増やす。
今年12月からIC旅券を保有するインドネシア人の短期査証(ビザ)が免除されることで、観光客の増加が見込めるため、情報発信を強化して呼び込みを促す。ジャカルタで開いた商談会には長野から10団体、インドネシアから25団体が参加した。県内の観光名所を巡るツアーの提案のほか、県内の飲食店や宿泊施設を対象に、イスラム教徒の誘致に向けた「ハラル」対応の講習会を昨年から定期的に開いていることをアピールした。NNAが報じた。