積水化学 タイの住宅事業を15年度に黒字化

積水化学  タイの住宅事業を15年度に黒字化

積水化学工業は、2013年春に現地生産を始めたタイの住宅事業について、キャッシュフローベースで14年度に収支トントン、15年度に黒字化の見通しを明らかにした。ユニット住宅の短工期やアフターサービスなど付加価値が認められつつあり、14年度に引き渡し件数200棟、15年度に同300~350棟を見込む。

同社は09年にタイの財閥サイアム・セメント・グループ(SCG)との合弁会社を設立し、13年3月に約50億円を投じたユニット住宅の量産工場が稼働。同時に普及価格帯の製品も投入している。