インドのナイドゥ州首相 日本の投資呼び込みに意欲
インド南部アンドラプラデシュ州のN・チャンドラバブ・ナイドゥ州首相は11月28日、東京都内で日本メディアと会見し、「最高の投資先になりたい」と述べ、日本からの投資呼び込みに強い意欲を示した。投資促進策として、様々な手続きを一手に引き受ける「日本デスク」を州内に設置し、プロジェクトごとに日本語を話せる担当官をつけて対応するほか、東京事務所も設置する考えを示した。
同州は今年6月に分離されたテランガナ州と州都ハイデラバードを今後10年間共有。ハイデラバードはナイドゥ氏が1995年から2004年まで州首相を務めた間に、IT企業集積都市としてインドのIT産業をけん引した。同氏は新しい州になったことで、「インド政府からも税制面などで最高の待遇を受けることになる」と強調した。