新日鉄住金エンジ インドから最大級の高炉設備受注
新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区)はインドで現地の鉄鋼会社から同国最大級の容積5000立法㍍の高炉設備を受注した。同社が同国で高炉を受注するのは2度目で、新設案件は初めて。受注額は数十億円。受注したのは高炉設備の設計、炉項原料装入装置、鋳床設備といった主要設備の納入、高炉の据付工事で、2017~18年ごろの運転開始を目指している。インドは経済成長を背景に、中長期で鉄鋼生産規模が拡大する見通しで、今後も継続的な高炉設備の受注を目指していく。