労使間の紛争回避へ最賃5年毎の更新を サレ工業相

労使間の紛争回避へ最賃5年毎の更新を サレ工業相

インドネシアのサレ・フセイン工業相はこのほど開かれたインドネシア経営者協会(アピンド)の会合で現在、毎年制定(更新)されている最低賃金を5年ごとにするよう提案した。最低賃金の制定をめぐり、経営者側と労働者側で発生するような様々な紛争を避けられると同時に、外資の投資先としてインドネシアの良好なイメージを維持するためとしている。

同工業相は、5年間にわたり毎年の賃上げ額が前もって分かっていると、企業側の経営計画も立てやすくなると説明。これが実現すれば、最低賃金決定の前後に毎年繰り返される労働者の抗議デモもなくなり、インドネシアの投資環境のイメージも維持できるとみている。また同相は中小企業や農業、漁業労働者など事実上、最低賃金が適用されていない人たちを含めて、制度そのものの見直しをするため、労働省など政府関係各方面と協議に入る考えを示した。地元メディアなどが報じた。