国家予算配分し路面電車とモノレール整備 スラバヤ
インドネシア第2の都市東ジャワ州スラバヤ市は、市内の交通渋滞解消に向け、国家開発計画省(バぺナス)や国鉄(KAI)と連携し、路面電車とモノレールの整備計画を進めていくことになった。同市の交通機関整備には国家予算が配分されることが決まった。路面電車には2015年の国家予算から2000億ルピアが確保されたほか、見込まれる燃料補助金削減分から11兆ルピアを同市の交通機関整備に回すことが決まり、事業が本格化する見通しとなった。
計画では市内を東西に横断するモノレールの建設と、タンジュンペラック港付近からウォノクロモまで南北に縦断する路面電車の整備を目指す。路面電車は15年初に着工、17年の運行開始を目指す。実現すれば約50年ぶりの復活となる。このほど同市のリスマ市長とイグナシウス・ジョナン運輸相が合意した。