アーネスト 中国・武漢で合弁で車部品リサイクル事業
アーネスト(埼玉県吉川市)は、中国・武漢市で自動車部品のリサイクル事業に参入する。三井物産と現地のリサイクル大手企業の深圳市格林美高新技術(広東市)の3社で合弁会社を設立し、廃車からエンジン始動用モーター(スターター)と発電機(オルタネーター)部品の2品目を洗浄・修理したうえで、現地の自動車販売会社などに売り込む。初年度売上高目標は40億円。
合弁会社名はGHM.2015年4月にも武漢市内に設立し、総経理はアーネストから出向させる。資本金は4000万元(約7億2000万円)で、格林美高新技術が45%、アーネストが30%、三井物産が25%出資する。部品再生工場は格林美が武漢市内に建設した自動車解体工場の一角に新設し、稼働は同年9月の予定。まずは2品目で年間36万個を販売する計画。日刊工業新聞が報じた。