ガルーダ航空トップに傘下LCCのアリフ・ウィボウォ氏

ガルーダ航空トップに傘下LCCのアリフ・ウィボウォ氏

インドネシアの国営ガルーダ・インドネシア航空は12月12日、臨時株主総会を開き、辞任したエミルシャ・サタル氏(55)に替わる、社長兼最高経営責任者(CEO)に傘下の格安航空会社(LCC)、シティリンク・インドネシアで社長を務めたアリフ・ウィボウォ氏(48)が就任する役員選任議案を承認した。ウィボウォ氏は2012年、事業部門から子会社となったシティリンクの社長を務めた。航空業界での豊富な経験を生かし、ルピア安による燃料調達コストの上昇などで業績低迷が続く同航空の立て直しを急ぐ。インドネシア政府は9月末時点で、ガルーダ航空の発行済み株式総数60.5%を保有している。