東レ インドネシアで紙おむつ材料の生産増強

東レ インドネシアで紙おむつ材料の生産増強

東レは12月18日、インドネシアで紙おむつの主要材料となる高機能ポリプロピレン長繊維不織布(PPスパンボンド)の生産ラインを増強すると発表した。投資額は5950万米㌦(約70億5000万円)。バンテン州タンゲラン市のトーレ・ポリテック・ジャカルタ(TPJ)の生産能力を、現行の年産1万9000㌧からほぼ倍増の3万7000㌧に引き上げる。TPJの増資後の資本金は7260万米㌦で、工場の敷地面積は現行の2万1000平方㍍から3万5000平方㍍に拡大する。今回増設する生産設備は2016年9月に稼働する予定。この増設完了時点での東レのインドネシア、中国、韓国3カ国合わせたPPスパンボンドの年間総生産能力は15万3000㌧に拡大する。