郵船ロジスティクス CCSから課徴金納付命令
郵船ロジスティクスは12月22日、同社および同社のシンガポールポール法人がシンガポール競争委員会(CCS)より、12月11日、燃油サーチャージ取引に対し違反行為にあたるとして課徴金納付命令を受けたことを明らかにした。日本初国際航空貨物輸送に関わる燃油サーチャージ等の取引に対し、2009年3月、同社が公正取引委員会より排除処置命令および課徴金納付命令を受けた事案について、シンガポール競争委員法に抵触する疑いがあるとして、2011年12月よりCCSの調査を受けていた。今回CCSより下された決定はシンガポール競争法においていは行為にあたるとと判断され、課徴金は203万5995シンガポールドル(約1億8500万円)。同社では今回の決定を厳粛に受け止めるとともに、再発防止の徹底を図り、法令順守・コンプライアンス体制の強化に努めていくとしている。