ゼロ・サムと名古屋電機 インドでITS事業
ゼロ・サム(京都市下京区)と名古屋電機工業は2015年3月をめどに、インドで高度道路交通システム(ITS)の販売を始める。現在、グジャラート州アーメダバード市が実施するITS関連製品の実証実験に参加しており、実験終了を機に交通情報表示用の電光掲示板100台を納入する。州内の他都市や他の州にも拡大し、2025年に売上高50億円を目指す。両社は共同出資で現地法人を設立し、10月からITS事業に参加。路上に設置している14台のカメラで交通状況を読み取り、計4台の電光掲示板に表示する。ゼロ・サムがソフトウエアの設計などを、名古屋電機工業が表示板の調達などを担当している。日刊工業新聞が報じた。