アジアなどが牽引 13年は0.5%増 世界のビール消費量

アジアなどが牽引 13年は0.5%増 世界のビール消費量

キリンビールが12月24日発表した2013年の世界主要国のビール消費量は、前年比約0.5%増の約1億8881万㌔㍑だった。首位の中国などで消費量が増え、28年連続で過去最高を更新した。経済成長が続く東南アジアやインドで若年層を中心に需要が拡大した。中国の消費量は前年比4.8%増の約4631万㌔㍑で11年連続の首位。ベトナムが7.3%伸び10位にランクインしたほか、韓国やインドは2ケタ増となった。2位の米国や、景気低迷が続く3位のブラジルは前年から減少した。地域別ではアジアが4,.8%増、アフリカが4.1%増で、全体の消費拡大を牽引。中南米は0.5%減で、10年ぶりのマイナスとなった。調査は、キリンが171カ国・地域を対象に実施した。