ミャンマー専用の「天候インデックス保険」開発

ミャンマー専用の「天候インデックス保険」開発

損害保険ジャパン日本興亜と一般財団法人リモート・センシング技術センター(東京都港区)は12月26日、ミャンマー政府と連携しながら同国の農家を対象にした「天候インデックス保険」を共同開発したと発表した。これは干ばつなどに伴う農作物の損害を補償する保険で、期間内の雨量が契約した当初に設定した基準を下回った場合などに保険金を支払う。リモート・センシング技術センターが人工衛星を使った雨量の計測などで協力する。現地の保険会社を通じて、2015年度にも販売を始める。

ミャンマーは15年度にも保険営業を外資に解禁する見通しで、将来の営業免許取得を視野に、政府や現地企業と関係を強化する。民主化後のミャンマーで海外企業が独自の損保商品を開発するのは初めてという。