インドネシア 石油燃料最大13%引き下げ 原油下落で
インドネシア政府は1月16日、石油燃料の価格を最大13%引き下げると発表した。19日から実施する。これによりレギュラーガソリンは13%値下げされ1㍑当たり6600ルピア(約61円)、軽油は12%値下げされ6400ルピアに設定された。世界的な原油価格の下落に伴い、当初想定していた水準を大幅に下回ったため。
スディルマン・エネルギー・鉱物資源相は、政府が想定していた原油価格1バレル当たり100米㌦(約1万1800円)を大きく下回っているためで、更なる値下げはしないとの見解を示した。そして2016年には1バレル100米㌦水準に戻る見通しを語った。このほか、政府は12㌔㌘入り液化石油ガス(LPG)の値下げを発表。現行比4%引き下げ12万9000ルピアとした。地元メディアが報じた。