ジャパンディスプレイ台湾子会社の生産能力2.5倍に増強

ジャパンディスプレイ台湾子会社の生産能力2.5倍に増強

ジャパンディスプレイは1月22日、台湾子会社、高雄晶傑達光電科技子股份有限公司(KOE)における車載用ディスプレイのモジュール組立の生産能力を2016年度までを目途に、現在の月産18万台から同45万台へ2.5倍に増強すると発表した。近年同地における、自動車に車載されるディスプレイの数は増加傾向で、引き続き10%以上の成長が見込まれている。これを受け、同社も車載ビジネス強化のために、車載関連部門を鳥取工場に集約するとともに、デトロイトオフィス設立など製造・販売両面で体制強化を図ってきた。その結果、16年度には車載事業での売上高が13年度比約1.5倍規模に拡大することが見込まれている。さらに18年度には13年度比で2倍以上にすることを目指しており、今回その一環として後工程の拡充を図るもの。