慰安婦報道巡り8749人が朝日新聞を集団提訴
朝日新聞の従軍慰安婦報道によって「日本国民の名誉と信用が毀損された」などとして、渡部昇一・上智大名誉教授ら8749人が1月26日、同社を相手取り1人1万円の賠償と謝罪広告掲載を求めて東京地裁に提訴した。
訴状によると、原告側が問題視しているのは、朝日新聞が1982~94年に掲載した「戦時中に韓国で慰安婦狩りした」とする吉田清治氏(故人)の証言を取り上げた記事など13本。「裏付け取材をしない虚構の報道。読者にお詫びするばかりで、国民の名誉、信用を回復するために国際社会に向けて努力しようとしない」などと批判している。