ダイハツの海外販売 インドネシアが20万台突破し最大に
ダイハツ工業は4月25日、今年の海外販売台数でインドネシアが最大となり、20万台を突破するとの見通しを明らかにした。インドネシアの伸びが顕著で、前年まで最も多かったマレーシアを追い抜く見通しとなったもの。インドネシアの2014年3月期の販売台数を前期比27%増の21万台と予想。一方、マレーシアの13年12月期の販売目標は前期比4%増の19万7000台と見込んでいる。
インドネシアの市場規模は、低価格で燃費効率の良い小型車「ローコスト・アンド・グリーンカー(LCGC)」へ優遇策などが押し上げ、10%増の125万台に達すると予測。同社ではこの優遇策に適合させる小型車「アイラ」の生産体制が整っており、市場以上の伸びを達成できるとみている。