インドネシア幸福度指数14年は68.28ポイントに上昇
インドネシア中央統計局は2月5日、2014年の国民の幸福度指数が前年比3.17ポイント高の68.28ポイント(最高100)だったと発表した。前年から10項目すべてで上昇した。最も指数が上昇した項目は家族収入で、5.06ポイント上がり63.0だった。地域別では74.42のリアウ州がトップで、以下マルク州72.12、東カリマンタン州71.45と続いた。下位3地域は西スマトラ州66.79、東ヌサトゥンガラ州66.22、パプア州60.57だった。ジャカルタ特別州は69.21で、全34州中14番目だった。
同指数は家族収入、治安、家族関係、雇用、住宅・資産など10項目を対象に、項目ごとの満足度を合成して指数をつくる。経済的な指標だけでなく、人間関係や環境などへの満足度も対象に加えることで、「ポストGDP(国民総生産)の統計」として近年注目を集めている。年代別、男女別、教育水準など様々な視点からの満足度傾向の分析が加えられている。14年度調査は全国各地の7万631世帯から回答を得た。地元メディアが報じた。