蝶理がウラセらと合弁で染色工場建設 一貫生産体制確立
蝶理は染色加工大手ウラセ(福井県鯖江市)、インドネシア繊維メーカー、ダリアテックスと現地に染色加工の合弁会社を設立する。ジャカルタ近郊に工場を建設、2014年6月以降に生産開始する計画。総投資額は2500万米㌦(約25億円)。現地に染色加工の生産拠点を設けることで、染色から縫製加工までの一貫生産体制を確立し、コスト競争力を高めるのが狙い。
合弁会社ウラセ・プリマの資本金は2000万米㌦。出資比率はウラセとダリアテックス・グループが各43.75%、蝶理が12.5%。用地取得はまだだが、敷地面積4万5000平方㍍、生産能力は月間2万反(約100万㍍)を予定。