慢性的な渋滞緩和へ西ジャワ州の高速道路建設に着工

慢性的な渋滞緩和へ西ジャワ州の高速道路建設に着工

インドネシアのバスキ・ハディムルヨノ公共事業・国民住宅相は2月9日、西ジャワ州ボゴール~チアウィ~スカブミを結ぶ全長54㌔のボチミ高速道路建設に着工することを明らかにした。同高速道は4区間に分けて建設され、第1区間のチアウィ~チゴンボン(15.4㌔)、以下チゴンボン~チバダック(11.9㌔)、チバダック~西スカブミ(13.7㌔)、西スカブミ~東スカブミ(13.5㌔)だ。まず第1区間を建設、事業費は2兆2000億ルピアを見込む。工期は2年で、事業会社はMNCトルインベスタマ。同区間の土地収用は7割程度進んでおり、今年中に完了する見込み。水源があるスカブミは日系企業が工場を設置している。大塚製薬の現地法人やヤクルトなど飲料メーカーなどだ。既存の道路は慢性的に渋滞しており、この高速道路が開通すれば利便性が大幅に向上する。地元メディアが報じた。