全日空 4月以降の燃油サーチャージを引き下げ
全日空(ANA)グループは2月10日、4月1日以降の航空券発券分の国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の改定を国土交通省に申請したと発表した。昨今の急激な環境変化に柔軟かつ透明性のある対応をするため、これまでの燃油市況の変動に為替変動も加味した制度へ変更する。これに伴い、従来ドル基準で区分していたテーブルを日本円基準に改定する。
この結果、4月1日以降の発券分より燃油サーチャージは、片道当たり以下の通りとなる。日本~北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニアは1万500円(現行1万4000円)、日本~ハワイ・インド・インドネシアは6000円(同8500円)、日本~タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマーは4500円(同6500円)、日本~ベトナム・フィリピン・グアム・サイパンは3000円(同4000円)、日本~中国・香港・台湾・マカオは2500円(同3500円)、日本~韓国は500円(同1000円)。