三井造船 マレーシアWM社から港湾クレーン29基受注

三井造船 マレーシアWM社から港湾クレーン29基受注

三井造船は2月12日、マレーシアのWestports Malaysia社より、港湾荷役クレーン29基(岸壁用ガントリークレーン14基、ヤード用トランスファークレーン15基)を受注したと発表した。今回受注した岸壁用ガントリークレーンのうち10基は世界最大級のサイズで、1万9000TEU(20フィートコンテナ換算)積みコンテナ船の荷役が可能だ。また、ヤード用トランスファークレーンは、運転中の負荷に応じてエンジンの回転数を最適制御する機能を搭載している。また従来品より30%以上の燃費削減効果や、CO2排出量削減への寄与も期待されている。

Westports Malaysia社はマレーシア最大で、全世界でも13位(2013年)のコンテナ取扱量を誇る。クラン港でターミナルを経営しており、同港の貨物の7割以上を同社が扱っている。