富山県南砺市がシンガポールで初の観光・物産イベント
富山県南砺市は2月12日、シンガポールで初めて同市の観光、食品、物産などを紹介する「南砺ナイト」を開催した。現地の旅行、飲食、インテリア関係のバイヤーなどに、南砺の食材を使用した料理を提供しながら田中幹夫市長が魅力をPRした。東南アジアからの観光客の誘致や地場産品の売り込みが目的だ。
合掌造りの集落がある世界遺産五箇山の名産、五箇山豆腐や富山湾でしか獲れない白エビを使った料理などが振る舞われた。同市の観光資源を紹介するプロモーションビデオの上映、南砺市城端の絹を使った伝統工芸品の展示会などが行われたほか、日本最古の民謡といわれる五箇山民謡「こきりこ」に合わせた伝統的な踊りも披露された。南砺市を含む日本の7つの自治体は2013年、シンガポールに「日本自治体等連合シンガポール事務所」を開設、シンガポールでのアジア地域に向けた観光・物産プロモーション活動に注力している。NNAが報じた