省電舎 インドネシアからPKS輸入 バイオマス発電燃料
再生可能エネルギー関連事業を手掛ける省電舎(東京都港区)は2月中にも、インドネシアからパームヤシ殻(PKS)を輸入し、バイオマス発電所向けに燃料として販売する。バイオマス発電所では通常、間伐材など未利用木材や廃材を活用するケースが多い。だが、現在国内で稼働が予定されているバイオマス発電所数およびその規模から、木質チップなど燃料不足が必至とみられている。こうした状況を踏まえ、同社が導き出したのがこのPKSの活用だ。インドネシアの農園などからPKSを集めて日本向けに輸出する。年間を通して、月平均1万6000㌧を確保できるようにした。