東急不動産440億円投じインドネシアで5000戸を分譲
東急不動産ホールディングス(HD)は、インドネシアで住宅事業に本格的に乗り出す。三菱商事と組み、約3000戸分の分譲マンションを建設する。ほかにも3カ所で住宅開発を進め、2023年までに計5000戸を供給する。総投資額は440億円超。経済成長と人口増を背景に、今後も旺盛な需要が続くと判断。品質やサービスの良さを売り物に中間層や富裕層向けの市場を開拓する。三菱商事と建設するマンションはジャカルタ近郊のニュータウンで6月に着工する。地上31~34階のマンションを計7棟、4期に分けて建てる計画で、全体の完成は23年の見通し。ジャカルタ中心部でも8月、27階建てマンションを着工する。他にもジャカルタから約30㌔圏内のニュータウンで、7月から500戸分の戸建て住宅の開発を進める。日本経済新聞が報じた。