旭化成ホームズ ベトナムに初の海外新工場 16年夏稼働

旭化成ホームズ ベトナムに初の海外新工場 16年夏稼働

旭化成ホームズは3月18日、ベトナムに鉄骨部材を生産する工場を新設すると発表した。同社が海外に生産工場を設けるのは初めて。子会社の旭化成住工(滋賀県東近江市)やサンスチール工業(滋賀県愛荘町)、大和工機(山梨県笛吹市)の3社と共同で3月中に現地法人を設立し、6月に着工する。投資額は約15億円、2016年7月に生産開始する。工場はホーチミン市から約30㌔に位置するビエンホア市・アマタ工業団地内に建設する。鉄骨部材や金物の部材などを生産し、日本国内で「へーベルハウス」などの建築に使う。生産量は年間3000㌧で、数年後フル生産となる7000㌧規模に拡大する。工場の建屋面積は約1万2000平方㍍、従業員は約50人を見込む。