富士通 ジャカルタで災害情報共有システムを運用

富士通  ジャカルタで災害情報共有システムを運用

富士通と富士通インドネシア(ジャカルタ)は、インドネシアのジャカルタ特別州でスマートフォンによる市民参加型災害情報共有システムの運用を始めた。国際協力機構(JICA)のインドネシア事務所(ジャカルタ)から受注した案件で、ジャカルタ特別州防災局向けにシステム構築した。スマホの全地球測位システム(GPS)に基づいて、河川の水位や雨量情報に関する写真やメモを、一つの地図上にまとめて集約(プロット)する。市民はスマホのアプリを利用して、このプロットした災害情報を参照、閲覧できる。同システムはジャカルタ特別州防災局が運用する既存の災害情報管理システムとも連携している。日刊工業新聞が報じた。