GSユアサ インド工場で二輪車用鉛蓄電池も生産
鉛蓄電池大手のGSユアサ(京都市南区)は3月26日、インドの工場で4月から二輪車用鉛蓄電地の生産を始めると発表した。自動車用を製造・販売するため、インドの財閥タタ・グループとプネ市に設立した合弁会社の工場内に専用ラインを新設する。当初の生産能力は年間120万個で、補修用として現地ディーラーに販売する。2016年にはラインを増設し、生産能力を2倍に引き上げ、新車用として日系二輪メーカーにも供給する。総投資額は約4億円。インドは中国に次ぐ世界第2位の二輪車大国で、今後も市場拡大が見込めるため、現地生産による迅速な供給体制を整える。