14年訪日外国人宿泊数は過去最高4482万人 観光庁
日本の観光庁の調べによると、2014年に訪日外国人がホテルや旅館などで宿泊した回数(延べ宿泊数)は前年比33.8%増の4482万人で過去最高を記録したことが分かった。円安や観光ビザ緩和などを受け、中国人が84.3%増の764万人で大幅に伸びた。外国人が使った金額も43.1%増の2兆278億円で過去最高だった。
都道府県別では東京都の1345万人が最多で、次いで大阪府が584万人、北海道403万人、京都府341万人と続いた。国・地域別では台湾783万人、中国764万人、韓国422万人の順となった。旅行での消費額を国・地域別でみると、中国人が前年の2倍超の5583億円で、全体の4分の1超を占めた。