中国1~3月住宅着工20.9%減 住宅市況低迷止まらず

中国1~3月住宅着工20.9%減 住宅市況低迷止まらず

北京・共同によると、中国国家統計局は4月15日、1~3月期の住宅の新規着工面積が前年同期比20.9%減だったと発表した。住宅の売れ行きが悪く、在庫がかさんでいるため開発業者が建設を控えている。中国経済の成長鈍化の原因となっている住宅市況の低迷が止まらない。2014年通年の新規着工面積は14.4%減だったが、さらに下落率が拡大した。各地で住宅価格の下落が続き、買い控えの動きが根強い。15年1~3月期の住宅販売面積も9.8%減となった。