ゼネコン大手 海外で外国人技術者確保・育成
総合建設会社(ゼネコン)各社が、海外で働く外国人技術者の確保・育成に力を入れる。大成建設は工事ごとに雇用していた技術者を、長期雇用する制度を導入する。竹中工務店はタイでミャンマー人技術者の教育を始める。大林組は3月にバンコクで技術者育成の研修施設を新設した。アジアなどでは建設需要の拡大が見込めるが、人材確保が課題となる。外国人を活用すれば海外に派遣する日本人技術者を減らせるため、東京五輪などで盛り上がる国内工事への対応力も高まるとみている。日本経済新聞が報じた。