上海モーターショー開幕 10日で100万人来場見込む
中国・上海市で4月20日、上海国際自動車ショー(上海モーターショー)が開幕する。中国の自動車市場が減速する中、日米欧韓の自動車大手が中国向け新型車や、最新の生産環境技術を競う。29日までの会期中に100万人の来場を見込んでいる。世界18カ国・地域のメーカーが100台強を世界初披露する。中国でシェア最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は新型「シロッコ」を出展、米ゼネラルモーターズ(GM)は合弁会社を通じ、2020年までに中国市場で1000億元(約2兆円)を投資する。また日本勢では、トヨタ自動車は中国で開発したハイブリッド車(HV)、「カローラ」を出展、日産自動車は初めて中国の若者向けに開発したセダン「ラニア」を披露する。