東ソー マレーシアにHSZ設備を新設 能力は4割増に
東ソーは4月21日、マレーシアトレンガヌ州ケママンの工業団地で合成ゼオライトの一種、ハイシリカゼオライト(HSZ)製造設備を新設すると発表した。新工場は2015年4月着工、16年11月完工。新設設備は17年半ばに稼働開始の予定。これに伴い、同社のHSZの生産能力は現行の4割増となる。投資額は約110億円。日・米・欧における旺盛な需要と今後のアジア需要、為替変動リスクの軽減、製品の安定供給を目的とした事業継続計画(BCP)の観点から、今回海外生産拠点の新設を決めた。